日本代表アスリート兼スポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

最近、ジュニアのアスリートの新規サポートが増えてます。

紹介してもらったり、ブログを見て来て頂いたり様々。

一番多いのはテニス。

全日本ジュニアに出場している選手を3名と、地区大会から関東や東海の大会を目指している選手を2名。

当然ジュニアの選手が自ら申し込んでくるということは今のところ無いのですが、親御さんが興味を持って頂いてご連絡を頂きます。

(今年、来年度からなでしこサッカートップリーグ入りを果たした高校生選手はご自分で見つけて申し込んでくれました!)

みなさん、大事な試合や、ここぞの大一番でのパフォーマンスを上げることがまずは目的。

そして、更に話を聞いていくと親御さんの多くが悩んでらっしゃるのが“息子(娘)がやる気がない”という悩み。

「私が何を言っても耳を貸さないんです。」

という相談も受けます。

それは全日本ジュニアに出場していても、全中で数本の指に入る順位に入った選手の親御さんも同様の悩みを抱えています。

このようなジュニア選手を持つ親御さんと関わっていて特に重要視していることは選手自身に『主体性』を持たせているか?です。

主体性とは?

『主体性』とは何か、を辞書で調べてみると

“自分の意志・判断によって、みずから責任をもって行動する態度や性質”

と出てきました。はい、そういうことです。

パッと聞いて「え、何が大事なの?パフォーマンスや親子関係、やる気と関係あるの?」と思うかもしれませんが、とーっても大事です。

で、小学生や中学生といった年代に如何に主体性を持てせるか?という要素の多くは指導者や親御さんに委ねられます。

指導者や親御さんが理解した上で、選手に主体性を持たせるような関わり方をしてあげることがとても大事なんです。

なので、そのような親御さんには選手の『主体性』を引き出すような関わりをして頂いてます。

では、どのようにして『主体性』を引き出していくか?

主体性を引き出すには

『主体性を引き出す』ということを行うためには、まず、どのような状況が選手の『主体性』を奪うのか?というところに目を向けるといいかもしれません。

実は、親御さんが良かれと思ってしていた関わり方が、知らず知らずの内に子供のアスリートのやる気を奪ってしまっている、なんてことも非常に多いケースなんですね。

例え話をしてみましょう。

みなさん、料理は好きですか?

好きってことにしてください。

「楽しく料理を作って食べるのが好き!」と言ってたとします。

せっかく楽しく料理をしてたのに外から

「塩コショウもっといれて!」

「ほら、焦げてるよ!」

「もっとそこは強火にしなきゃ!」

「ほら、よそ見してるから焦げちゃったじゃない!」

と散々言われたらどうですか?

楽しいですか?

やらされてる感じになりませんか?

「いいから、黙ってて!自分でやりたいの!」

って言いたくなりませんか?

これが主体性を奪いかねない状況です。

自分でやってみるからこそ

「あれ?味がしない。もっと塩コショウ入れてみようか?」

「火が入ってなかったからもっと強火にしてみよう!」

とか失敗して次に活かそうとするし、楽しいからこそ、その追求する作業が出来るわけで。

無我夢中で好きなことに対して追求することは上達の秘訣ですし、とても素晴らしいことですよね。

なので、その作業は出来る範囲で邪魔しないであげて欲しいんですよね。

けど、どうしても子供のやってることをもどかしく思ったり、失敗を注意したくなるのが親心ですよね。

そこは子供の為にグッと我慢。

じゃ、子供にとって、そこで何をして欲しいかと言ったら

それを影でサポートすることですよね。

安心して安全に料理を出来る環境を整えてあげること。

料理を好きで居続けさせてあげること。

場合によっては一緒にお気に入りのお皿を買いに行ったり、具材や調味料を探したり。提案はOKだけど、基本的に選ぶのは本人。

「こんなのはどう?」

「んー、それはなんか違う。」

子供の時から自分で選ばせてあげるって大事ですよね。

そして、時には料理する気分じゃない時もあります。

そこで

「あなた料理したいんでしょ?!こんなに器具揃えてあげたじゃない!」

って言われたら余計したくなくなります。

義務感を感じると辛いんですよね。

好きでやっていたことも義務感を感じると苦しくなります。

~しなければならない(have to)

という状況は動機として前向きではありません。

じゃ、どうするか?

~したい(want to)

という動機です。

じゃ、どうしたら料理をしたくなるか?

どうしたら『want to』にかわるのか?

もし、親御さんが問いかけるのならば

「ねー、この料理美味しそうじゃない?」とか

「あ、こんな作り方もあったんだー!」とか

「前よりも作るの上手になったねー!何を工夫してるのー?」とか。

話してて料理したくなったり、ワクワクして来るような内容だと最高ですよね。

もし、「最近、全然言うことに耳を貸さない」ということが心当たりがあるのならば、このように主体性を奪ってしまう関わりになっていないかを、自身に問いかけてみてください。

主体性を持てるとプレーや取り組み方が変わる

このように、『やりたくてやってるか?』『やらされてやってるか?』の違いで、同じ行動をしていても、行動の『質』は全く違うものになります。

目標達成に向けて大事なことは

・目標への道筋を考え、そこに向かっていく行動を取ること

・その行動の質(パフォーマンス)を高めていくこと

・その行動に対して振り返り考察し改善していくこと

これら、目標達成に不可欠な要素は“やらされて”は出来ません。

自分から主体的な姿勢で取り組んで行かない限り達成は難しいです。

特にトップを目指すアスリートであれば『使命感』を持っていただくことで、やりたい気持ちを強固にしていきます。

義務感から使命感へ。

(使命感についてはまたそのうち別記事で取り上げようと思います。)

メンタルトレーナーの関わりは正解を教えることではなく、本人にとっての正解を引き出していくことです。

もちろん、テクニックを教えないワケではありません。

選手に必要なタイミングで必要なテクニックを教えることをしますが、そのテクニックをどう応用するか?やってみてどうだったか?どう感じるか?など、選手を主体としてそのテクニックを落とし込んで頂きます。

質問を掘り下げていくことで選手本人のやる気、モチベーションに気付いて頂き、そのモチベーションを更に使命感に昇華させていきます。

そのような主体性を引き出す関わりをすることで、選手の目標達成を支えていく役割を果たします。

まとめ

なので、親御さんがまず出来ることとしては、

・主体性を奪ってしまわないこと。

・環境を整えてあげること。

恐らく感覚的には『我慢』です。

子供の成長を長い目で見れるかどうか?

子供の失敗を成長として見守ってあげれるかどうか?

そうすることで子供自身に考えるきっかけを与えてあげれてるかどうか?

そのようなことが出来ていれば素晴らしいと思います。

ジュニア選手が主体性を持てない状況だと感じる方は、是非、無料体験セッションで相談してくださいね!

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