日本代表アスリート兼スポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

『全豪テニスオープン 錦織VSマイクシェクに見るゾーンの話』

ってことで

この試合見た人います?

錦織選手の1回戦です。

マイクシェク選手は世界ランキング176位の予選上がりでランキング上位者との対戦もまだありません。

そして、錦織選手はTOP10に入るプレーヤー。

試合前の予想では圧倒的に錦織選手が優勢でした。

そして結果は4-6 6-7(6) 6-0 6-2 3-0途中棄権

錦織選手の勝利。

ですが、1,2セットをマイクシェク選手が錦織選手を圧倒したんですね!

私は最初から最後まで見てたのですが

それにしても、1セット目、2セット目の相手選手のプレーは圧巻でした!

追い込まれてからの苦し紛れのショットがラインに乗ったり

錦織選手でも予測できず、一歩も動けないで逆をつかれるシチュエーションも多々ありました。

ミスがない。

流れも一切渡さない。

もう、何やっても上手くいく。

そんな状態。

まさにゾーン。

錦織選手としては我慢でしたね。

錦織選手自身が悪いプレーをしてるのではなく

相手のプレーが良すぎるので、

相手の良いプレーを認めて我慢する

そんな1stセットと2ndセットでした。

しかし、ガラッと変わったのは3セット目。

マイクシェク選手の身体が痙攣を起こし始めました。

ラケットを持つ手の指や、太ももなど、身体の至るところに痙攣が起こってしまいました。

さすがに、この状態では1~2セット目のようなパフォーマンスは出せず、5セット目で棄権しました。

しかし、マイクシェク選手の1-2セット目のプレーは圧巻であり

コートを去るときにはスタンディングオベーションで見送られました。

 

ゾーンとは

 

今まで下部の大会でプレーしていた選手がトッププレーヤーを圧倒するようなパフォーマンスを見せました。

ひとつ推測されるのはゾーンの状態。

ゾーンとは集中力が異常に高まり

筋出力や、感覚、洞察力など

本来持つ自分の力以上のモノが出る状態です。

よく、『火事場のばか力』とも言われますね。

 

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少し突っ込んで説明すると

人間の脳にはリミッターがついてます。

人間の力が100%出ないように抑えてます。

何でかというと、100%出すと筋肉を損傷し身体が壊れてしまうから。

 

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しかし、ゾーンとは危機的状況や極度の集中状態によってそのリミッターが外れた状態。

恐らく、今回のマイクチェック選手はゾーン状態に入っていたのではないかと推測出来ます。

 

ゾーンの代償

 

このように、普段、脳がリミッターをかけて100%の力が出ないように抑えている。

それが解除されて最大のパフォーマンスが発揮されていた状態。

それにより、1-2セット目は圧巻のプレーをしていたのですが。

推測ですが、それ故に、身体へのダメージが痙攣として現れてしまった可能性もあります。

痙攣の原因としては暑さだったり緊張だったり補給不足だったり、様々な原因が入り交じってると思いますが

その一つに

普段よりも筋出力を上げた状態でプレーをしていたことにより、筋肉への負担がかかった

というのも十分にあり得ると思います。

 

あと、これは私の経験ですが

ゾーンのような極度に集中して無我夢中でプレーしていたのが

ちょっとした拍子で途切れることがあります。

ふと我に帰ったかのような。

ゾーンが解除されたあとのプレー。

今までは何をしても上手くいく状態。

マリオで言う『スター』状態です。

 

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ひたすらダッシュしてればクリボーをぶっ飛ばせてたのですが

『スター』が解除されればクリボーに当たってマリオは死にます。

↑例えが意味わからん

調子に乗ってクリボーに体当たりしようとした瞬間『スター』状態が解除されて当たって死んだことありません?笑

試合でもこれは起こります。

ゾーンに入ってすごいプレーをしたが故に

ゾーンが解除された後も同じプレーをしようとして空回ってミスを連発。

そんな経験を私もしたことがあるので一応書いておきます。

 

私のゾーン体験

 

私の試合でのゾーン体験で一番印象に残っているのは

私がテニスインストラクターをさせて頂いてるテニススクールでの周年記念イベントでのコーチトーナメント。

コーチ同士でガチンコの試合をするのですが

コートの周りには数百人の生徒さん。

私にとってはかなりのプレッシャーでした。笑

今まで大勢の観客の見る中で試合をしたことがなかった私はものすごく緊張しました。

試合直前には緊張しすぎて

顔が青ざめ

唇も紫色に

歩くのも出来ずに座り込んでしまうほどでした。

↑緊張しすぎ。

ところがどっこい、始まってみたら無我夢中でプレーしてました。

考える前に身体が動く。

思考がなくなり

オートで身体が動く状態。

すべてのショットがいつもよりパワフルに打て、動きも異常に速い。

ボールが来るところも直感で分かる。

プレーに迷いがない。

そして、ダイビングボレーしたり股抜きショットをしたり

自然と見てくれてる人を楽しませたくなってくる。

もっとプレーしていたい!

もっとみんなを楽しませたい!

と心から思える。

そんな状態でした。

 

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トーナメントの結果はペアの先輩コーチの安定したプレーもあり、優勝することができました。

そして、代償として?

次の日からは1週間とてつもない筋肉痛に襲われました。

1セットマッチのダブルスを2試合しかしてないのにですよ?

普段の練習だったら1セットマッチのダブルスだったら4~5セットやっても筋肉痛は来ないくらいやりこんでいたのに

2セットで1週間の極度の筋肉痛。

やはり、自分の身体の限界を超えていたのでしょうか。

 

ちなみに、私がこの時、試合前に行ったことは周りの応援してくれてる生徒さんとのコミュニケーションでした。

コートの周りを数百人の生徒さんが囲んでるわけですからね。

私の場合、このような状況だと周りの目が悪い方向で気になってしまうことが多かったです。

『上手くプレーできなかったら、何て思われるんだろう?』

『コーチだから良いプレーが出来て当たり前』

そんな思考です。

勝手に周りからの評価を気にして

勝手に萎縮してしまう癖がありました。

なので、自分の中で、いかに周りの目を悪いイメージではなく良いイメージに変えられるか。

ってことで、その時はコートを取り囲んでる生徒さんに話掛けまくりました。笑

そうすると

『頑張ってねー』

『応援してるよー』

とみんな優しく声を掛けてくれます。

そんな声をたくさんかけてもらったことで

良いプレーが出来るかどうか、それを周りの人がどう評価するかという

外→自分

の思考の方向だったのが

応援してくれてる人を楽しませたい!

自分らしいプレーを見てもらいたい!

という

自分→外

の思考の方向に変わったんですね。

それにより、気持ちのレベルが上がったことが

今回はベストパフォーマンスを発揮できた要因の1つだったと思います。

 

まとめ

 

あれ?

読み返してみるとゾーンに身体に負担が掛かるとか切れた後のプレーがどうのとか

悪い印象を与えてますかね?笑

そんなことないです!

プレーヤーにとってはゾーンに入った感覚はすごく高揚感のある最高の感覚です!

とても素敵な状態なので

是非とも目指してみてください!笑

 

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リミッター解除ぉぉぉ!!!

 

ただ、ゾーンに入ることに対しては、やや掴み所の無いものでもあります。

入ろうと思って入れるものでもありません。

周波数がピッタリ合わさった時に入る感じ。

けど、その周波数は分からない。

意識的にできることは、その周波数の周辺に自分を持っていくこと。

つまり、

ゾーンに入るための条件を整えること、可能性を上げることはメンタルトレーニングで可能です。

メンタルトレーニングではそのような状態に持っていくお手伝いをしていきます。

是非、最高のパフォーマンスを発揮する準備をしていきましょう!

 

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