日本代表アスリート兼スポーツメンタルトレーナーの中嶋です。

先日、チームのメンタルについて1つの例を挙げました。

前回の記事↓

チームのメンタルを整えるコミュニケーション&JTAビーチテニス鵠沼大会結果

その反響が大きかったのでチームのメンタルについて今回も言及して行きたいと思います。

前回のおさらい

まず、前回のおさらいを一言で言うと、

『チームで不安要素を話し合いクリアにすること』

でした。

不安等のマイナス感情を抱えている状態はパフォーマンスが出ずらい状態。

なので、感情をフラット、もしくはプラスに変えていく為に、まずは不安要素を吐き出し、それをプラスに変えて行きましょう。

という内容。

『チームで不安要素を話し合ってクリアにする。』

改めてこの言葉だけみると「そんなん当たり前だろ!!」って誰しもが突っ込みたくなるんですが。笑

けど、実際どれだけのチームがこれをちゃんと出来てるのか?

胸に手を当てて自分自身に聞いてみてください。

あ、そーすると自分もまぁまぁヒヤッとしますが。。

 

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不安を言えない

で、今回話したいのは『そもそも不安を言えない』という場合について。

話し合ってクリアにすることは大事なのですが、そもそも「不安をチームに言うのが怖い」「受け入れられなかったら」というような気持ちが出てくると思います。

よく、チームでミーティングをした時に発言しにくい雰囲気ってあると思います。

「こんな意見言っても意味ないかも」「こんなこと言ったら何て思われるんだろう?」

そのような思考によって意見を発するという『行動』が妨げられてしまってる状態。

 

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これはよくあるし、すごく気持ちも分かります。

けど、チームとしてはめちゃくちゃもったいない。

何が原因でそのようなことが起きているのか?

原因①意見が言えない

まず、ここでありそうなのが、意見を言えない人のパターン。

「何で意見が言えないの?」「もっと積極的に!」

と言われる方も多いと思います。

ここに関して言えば、『自己肯定感』の低さ等も関わってきますが、一旦、それは置いておいて。

今回は意見を言えなくなってしまうようなチームの関わり方に焦点を当てて考えていきます。

原因②心理的安全性

なぜ、意見が言えないのか?不安を抱えていることを言ってはいけないと思ってしまうのか?

それは「受け入れられないのでは?」という不安からです。

要は、不安を発したことで、不安を持っていることや、発したことを否定されるのが怖いんですね。

ここで大事なのが『心理的安全性』。

 

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『心理的安全性』とは他人の反応に対して不安、恐怖、恥ずかしさを感じずに、自然体のありのままの自分を曝け出すことのできる環境や雰囲気のこと。

例えば、

「サーブが調子悪いんです。。」

とチームに言ったとして

「今さら何言ってんだよ!ビビってんのかよ!!」

と一喝されたらどうでしょう?

「サーブの調子が悪い」なんてそのチームでは二度と言えないと心に決めると思います。

このように意見が頭ごなしに否定されたり、バカにされたりすることで発言しにくくなってしまうんですね。

これはまさに『心理的安全性』が確保されていない状態。

心理的安全性を確保するためには、まずは意見を受け入れてあげること。

例えば、もし、ここで「サーブの調子が悪いんです。」と言われたことを受け止めてくれたらどうでしょう?

受け止めてくれたことによって原因を突き止められます。

・肩が痛いから。

・太陽が眩しいから。

・気持ち的に振り抜けないから。

など、不安に思ってることを引き出せますよね。

それを元に解決策を一緒に考えることができます。

・肩が痛いなら、サーブでは攻めれないけど、ラリーに持ち込んでポイントを取りに行こう

・太陽で見にくいなら、サーブの球種を変えてトスの位置を変えるorポジションを変えて太陽の位置からずらしてみよう

・気持ち的に振り抜けないは、、メンタル色が強いから中嶋に相談してみよう。←しれっと宣伝。笑

など、何かしらのとるべき行動に落とし込むことができますよね。

とるべき行動が決まれば、そこに向かって集中でき、不安を減らすことが出来ます。

ホウレンソウ

社会人になって一番始めに教わる『ホウレンソウ』。

 

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↑醤油と鰹節かけたらメチャウマ。笑

 

報告、連絡、相談の略ですね。

チームとしてとても重要なことの1つです。

『ホウレンソウ』も心理的安全性が確保されているからこそ、成り立ちますよね。

『ホウレンソウ』が出来てないチームは心理的安全性が確保されていない可能性を疑ってください。

何かしらチームに言いにくい雰囲気があるのかも、と。

やっぱり、失敗やマイナスなことを人に言いたくないとか、言わずになんとかしようとしてしまいがちです。

けど、チームとして結果を出そうとするならそれらの不安要素は間違いなく明確にした方が良いですよね。

ある意味、結果を出そうとするときに何かしらの問題が起こることは当たり前なワケで。

逆に言えば、如何に問題をクリアにして前に進んでいくかが、チームとして問われる姿勢。

なのに、その問題を隠すという行為はチームの成長や結果を出すことへ妨げになる行為。

その目的を考えればマイナス要素を出すことは怒られるべきことなんかではなく、むしろ褒められるべきかもしれないですよね。

まとめ

・『チームで不安要素を解決する』ためには、一人一人が適切な発言を出来る雰囲気(心理的安全性)が大事。

・心理的安全性を確保するためのファーストステップは、頭ごなしに否定せずに一旦受け入れること。

・原因が分かればチームの課題として受け入れ、対策を練ることができる。

・チームとして結果を出すためには、マイナス要素を隠すより、マイナス要素を出し合うほうが有意義。

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