日本代表アスリート兼スポーツメンタルトレーナーの中嶋です!

昨日の

『子供のやる気を引き出す!主体性を高めると子供が変わる話』

の続きです!

 

今回は実際にあった実例をお話させて頂きます。

今回はコーチと生徒の関係なので、親子とはまた違うのですが。

これは過去にテニスを教えていた小学4年生の話です。

この子は小学校低学年からテニスをしていてかなり上手な男の子(○○君とします)です。

sport-718890_640

※注 本人ではありません

 

ある時、球出し練習が終わった後にボールを集めてもらっていると

○○君がネット越しにいるお母さんと何か話していました。

良く見ると、お母さんが身ぶり手振りで○○君に何かを教えてました。

が、その直後に異変が。

急にラケットを自分の足に叩きつけたり、投げたり、癇癪を起こして半泣きでした。

すぐにその子の所に向かって話を聞きました。

 

中嶋「○○君、どうしたの?」

○○君「ん、、お母さんがフォアを片手にしろって。。泣」

 

テニスは大人は基本、利き手は片手打ち、非利き手側は両手か片手か。

○○君は小さい頃からテニスを始めたので、利き手側も力の入りやすい両手で始めたんですね。

身体が大きくなるにつれて両手から片手に移行していくのは自然の流れです。

両手で打っている○○君に対して、お母さんは片手にさせたいと思ってたんですね。

それに対して○○君は異常に反発していました。

 

中嶋「そっか。○○君は片手にしたくないの?」

○○君「うーん。。しなきゃいけないのは分かってるんだけど。(首を傾げる)」

中嶋「そっか。けど、別に片手にしなきゃいけないわけじゃないよ?両手のままでも強い選手はいっぱいいるし。」

「片手に変えるのが嫌だったらコーチからお母さんに言ってあげようか?」

「けど、コーチも、錦織選手もみんな片手で打ってるよ。」

○○君「うん。。」

中嶋「じゃ、もし片手にしたらどんな良いことがあると思う?」

○○君「うーん。強いボールが打てるのと、遠いボールも届く。

「だから本当は片手にしたいんだけど。」

中嶋「あ、そうなんだ!片手にしたいんだ!じゃ、何が嫌なの?」

○○君「ミスしちゃうから。」

 

どうやら、片手にするのが嫌なのではなくて、ミスをするのが嫌みたいです。

 

中嶋「そっか、ミスするのが嫌なんだ。特にどんな時が嫌だ?」

○○君「うーん、みんなと打ち合いしてる時。ミスしたらみんなに迷惑かけちゃうから。」

 

○○君はラリーで自分がすぐにミスしてしまった場合、みんなに迷惑をかけるのが嫌だったんですね!

大分見えてきました!

 

中嶋「そっか!みんなに迷惑かけたくないんだ~!○○君優しいな~!笑」

「じゃあ、みんな同士のラリーの時は両手のままで良いよ」

「出来る時でいいから、少しずつ片手にしてみない?どう?」

○○君「うん。」

「おし!じゃ、どんな時だったらミスを気にしないで打てそう?」

○○君「うーん、、球出しとか?」

中嶋「お、球出しだったらいけるか!」

「あとはコーチとのラリーはどう?コーチが相手だったらミスしたって平気じゃない?」

○○君「うーん、コーチとのラリーはまだちょっと。。」

中嶋「そっか、OK!じゃ、みんな同士のラリーとコーチとのラリーは両手で打とう!」

「で、まずは球出し練習だけ片手でチャレンジしてみようか?」

「これなら出来そう?」

○○君「うん。できる。」

 

という流れでお話をしました。

 

その後のアフターフォローとしては

・お母さんに話の流れを説明した。

・片手にスムーズに移行するための家で簡単にできる練習メニューを伝えた。

・その数週あとのレッスンの時に「良いミスは先のことを考えてチャレンジしてるミス」という説明の時に

「○○君は両手から片手に変えようとチャレンジしてるから素晴らしいことだよね!そういう所はみんなも見習って下さい!」

と、みんなの前で褒めた。

football-2391697_640

 

このようなことから、○○君は少しずつ自分から片手で打つようになってくれました。

これはメンタルトレーナー的な関わり方を活かした接し方の例です。

「フォアは片手の方が良い」

これはまさに正論です。

ですが、正論だからといって無理に押し付けてしまって良いのでしょうか?

押し付けられた側はどう受け止めるでしょうか?

きっとすごくストレスです。

場合によってはテニスがキライになってしまったり。

期待されてる若手選手がフォームをあれこれ変えさせられたストレスからイップスになった例もあります。

portrait-317041_1920.jpg

そりゃ、アカンわ。

 

なので、今回は

・本人がそれに対して何を感じるか?

・何に抵抗があるか?

・どうしたら抵抗が無くせるか?

・どうしたら変えられそうか?

などを質問し、答えてもらい、提案したんですね。

それによって○○君はストレスなく自主的に片手に変えようとチャレンジしてくれました。

今回はテニスレッスンのほんの一部分ですが、これが

『メンタルトレーナー的な関わり方』

です!

このように、お子さんを大切に思うからこそ、成長を楽しみにしているからこそ

お子さんの気持ちをまず第一に尊重することが

お子さんの主体性を高め

成長することにつながるのではないでしょうか。

 

 

 

 

boy-323583_640

しゅたいせーっておいしいの?

 

※無料体験セッションはコチラ↓

無料体験メンタルトレーニングはコチラから!!